【産業医アソシエイトコース-過去の研】
《第1回 産業医アソシエイトコースのお知らせ》
1. 研修の目的
産業保健は企業ごとに状況が大きく異なるため、産業医には臨床医のような具体的なガイドラインが存在しません。それが故に難しく、それが故に哲学し成長し続ける必要のあるやりがいのある職種です。本コースでは、実行委員(産業衛生専門医)が企画した講義・グループワーク・実務相談会を通して、産業医としての専門性を認識し、問題解決への考え方や取り組み方を学ぶことで、 産業医実務の奥深さや面白さを経験することができます。本コースが,日々の産業医業務をより良いものにしたい、さらに学びを深めたいといった参加者の「成長」をサポートします。プロフェッショナルコース(Pコース)の入門編として位置づけており、産業衛生専攻医、産業医歴の短い医師(産業医歴5年以内を目安)が対象となります。ご参加をお待ちしております。
2. 開催日:2025年6月28日(土)10:00~18:30 現地開催のみ
3. 会場:新大阪丸ビル新館(〒533-0033 大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目18−27)
4. 内容:
10:00-12:00 講義
講義1「若手指導医が語る!労働衛生の3管理(+総括管理)の実例・経験からの学び」
産業医活動で直面した課題や成功・失敗例をもとに、3管理(作業環境管理、作業管理、健康管理)+総括管理の「現場で使える生きた知識」をお伝えします。
<講師>
内山 鉄朗 先生(かんさい産保サービス合同会社)
黒木 和志郎 先生(パナソニック健康保健組合 産業保健センター)
西川 佳枝 先生(パナソニック健康保健組合 産業保健センター)
藤田 周弥 先生(さんぽワークス株式会社)
講義2「産業医が理解しておくべき疫学について(仮)」
<講師>
林 朝茂 先生(大阪公立大学大学院医学研究科 産業医学 教授)
13:30-17:00 グループワーク(2事例)
参加者の提供事例をもとに作成した課題を6人グループで議論、発表頂きます。 実際の事例を産業医同士で議論することで悩みが共有でき、知見が広がり、受講者の成長のきっかけになります。
17:30-18:30 実務相談会
同じ境遇の参加者や本コースの実行委員(産業衛生専門医)との交流を通じて、多様な意見交換やアドバイスを得ることができます。
5. 対象:産業衛生専攻医、産業医歴の短い医師(日本産業衛生学会員で産業医歴5年以内)
6. 募集人数:36名(募集人数を超えた場合は、参加をお断りする場合があります)

